十二国記
第1話『月の影 影の海 第一章』
小野不由美といえば『十二国記』でも『ゴーストハント』でも 『屍鬼』でもなく『東亰異聞』が一番好きというオレは やっぱりどこかズレているよ〜な気がしてならないのですが、 とにかく、絶対無理だろ〜と思っていたTVアニメ化ということで とりあえず見届けようという意志はあるわけであります。 『脚色:會川昇』の文字に 果てしない不安を覚えるのも確かですが。 でも、原作者の御指名だって噂なので、諦めるしかありません。
原作上巻の、ど〜しようもない鬱展開を そのままアニメにするわけにはいかないと思うので、 ある程度のオリジナル展開になるのは致し方ないと予測していたのですが、 下手すると原作を上回る鬱展開になりかねない素晴らしい電波キャラの登場に、 さすが會川昇(ある意味反語)と賞賛を禁じ得ません。
他にも、民放だったら残酷描写と言われてカットされるようなシーンを そのまま当たり前に流していたりと、 NHK様の素晴らしさをしみじみと再確認できる出来で、 第1話としては十分満足できます。 先週まで『だぁ!だぁ!だぁ!』を見ていたお子様は 泣いていそうな気がしますが。 犬に噛まれたと思って諦めるしかないねぇ(^_^;)
ところで、景麒の声は子安ですか! 麒麟ってあ〜た、『慈悲の化身』で『血を浴びると病気になる』ってキャラですよ! 子安にもっとも遠いキャラじゃないですか! 子安の使いどころを間違えまくってますな。そこだけちょっと不満。
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第2話『月の影 影の海 第二章』
陽子の容姿が変わったようにまったく思えないオレの目は やっぱりどこかおかしいんでしょうか。 どっちかっつ〜と、変わったように見せようとしない 作画の方に問題があるよ〜な気がしないでもないんですが。
まぁ、でもそんな些末な違いに気付かない鈍い視聴者に 逐一説明してくれる役として、同級生2名は上手く機能していると思いました。 言葉の話なんかも、アニメ世界では通じて当たり前に思われるもんな〜。 會川昇のやることだけに、 説明役だけで終わるとは思えませんが。
来週あたりから本格的に痛くなってきますよ〜。楽しみですね!
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第3話『月の影 影の海 第三章』
原作だとそろそろ痛さも本番という流れの筈なのですが、 オリキャラ二人のせいか、まだまだフツーの異世界召還モノという印象。 おかげで内容をほとんど覚えていなかったりします(^_^;)
というわけで、六太萌え〜! 原作のショタファンは大抵泰麒の方にいっちゃうみたいですが オレは六太イチオシですからね! 一部のファンで悪評高かった山口勝平声もオレ的にはOKです。 延王の本格的な出番は、まだまだ後ですが、そっちも期待。
十二国記
第4話『月の影 影の海 第四章』
陽子受難編、ようやく本番って感じですか? 女郎屋に売り飛ばされそうになり、同じ海客からも賞金目当てに引き渡されそうになりと (そこには何故陽子だけに言葉がすぐに通じるのかというやっかみもあったわけですが) 散々な目に遭い、蒼猿は人間不信を増幅させるようなセリフを 陽子に囁き続けと、鬱な展開であることは確かなのですが、 やっぱり行動を共にするオリキャラがいてしまうことによって 陽子の苦悩が分散されてしまった感は否めません。
杉本はサイコーなんですが、浅野の方が楽観的過ぎるんだよなぁ。 いっそ浅野にも『おまえのせいで!』みたいなセリフを吐かせれば もう少し陽子の人間不信に至るまでの流れがすっきりしたんでしょうか。 ちょっと、その辺微妙なので、もう少し様子見です。
十二国記
第5話『月の影 影の海 第五章』
杉本がいなくなった途端、これまでとは手のひらを返したように 人間不信に陥ってしまう陽子の描写ってのはちょっとばかし安易かな〜と思うオレです。 つ〜か完全にキャラが杉本に負けてるし!>陽子
何故陽子だけが風貌が変わり、言葉が通じるのかと冷静に考えれば 選ばれたのが自分ではなく陽子という結論に達せそうなもんなんですが、 『自分は特別』症候群にかかった杉本には 冷静な判断能力なんぞ残っちゃいません。あっさり稿王に乗せられてるし。 ど〜せなら偽王になるのが舒栄ではなく杉本ってレベルまで 突っ走っちゃっても良かったと思うんですが、 さすがの原作クラッシャー會川昇でも、 知り合いの作品をそこまで崩すのは無理だったよ〜で。 何を今更。
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第6話『月の影 影の海 第六章』
ネズミ登場。 あんまりにもまんまなドブネズミデザイン&配色に 悲鳴を上げた原作ファン同人女は数知れず。 確か原作だとオレンジっぽい毛並みだという描写があったんでしたっけ。 ンな細かいところまで覚えていないオレは原作ファンを名乗る資格なしですか? だってオレは珠晶(幼女)と六太(ショタ)萌えだし〜。
さて、原作だとこの辺でイタイ展開は終わりを告げ、 救いに入っていくわけですが、なんかアニメでは救われてない人がいますね、一人。 このまま終わりそうもない杉本の活躍に期待したいところであります。
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第7話『月の影 影の海 第七章』
唐突に陽子が悟りを開いちゃいました。 楽俊との出会いや旅芸人の仲間たちとの旅が陽子を変えたという説得力が やっぱり少し足りなかったように思います。 蒼猿の正体も、あの描写ではよくわからないままでしたし。
杉本に対する六太の態度についてですが、 六太の場合、幼少時の体験のせいでかなり特殊なメンタリティを持つ麒麟ですし、 杉本が塙王の支配下という立場にある以上、 下手に介入すると国際問題になるという判断から、 ああいう態度を取ったのだろうという理解でオレは素直に見てました。 だいたい、奴は倭に渡って服とか盗んでくるよ〜な 麒麟の風上にも置けない輩なんだぜ! アレくらいの態度は取っても不思議じゃないって、全然!
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第8話『月の影 影の海 第八章』
この物語の主役は杉本です。 陽子の心情変化に関しては原作に甘えてるんだかなんだか知りませんが 結構アバウトに描かれているのに対し、 『自分は特別』症候群にかかっている杉本の心情描写は 必要以上に丁寧に描かれてるんですな。
今回の半獣のエピソードにしても、 既に悟りを開いてしまった陽子に対しての影響よりも むしろ杉本に与えた心理的影響の方が大きいし、 多分、杉本自身心の底では理解しているであろう、 本来選ばれた者であるのは陽子であるということに対する憎しみ、 自分を選ばれし者として扱ってくれた塙王への信頼が、 船に乗り合わせた人々から聞いた話によって揺らいでいく過程など、 微妙な変化がしっかり描いてあって、理解しやすい。 その分、見ている側も感情移入しやすくなっている。 (電波が大量に入っている上、敵側っていうマイナス点はありますが) どういうキャラなのかいまだにはっきりしない陽子に比べて、 視聴者に対する印象は遥かに上です。
つ〜わけで、オレ的には陽子より杉本に肩入れしたいんですが、 どんな悲惨な末路を辿るのかにも、ちょいと興味あります。
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第9話『月の影 影の海 第九章』
雁国に着きました。 六太萌えのオレとしては大満足だったのはもちろんですが、 延王にもほんの少し萌えてしまったなんてことはナイショです。
原作では、シリーズのラストエピソードかそれに近いところに 延王ご乱心が来るであろう伏線が何度も張られているのですが、 アニメ放映中にそこまで行き着くのはまず間違いなく不可能ですし、 とりあえず現時点での剛胆な名君っぷりを楽しむことにします。
しかし、陽子が景王であることが明かされた 物語のターニングポイントであるにもかかわらず、 相変わらず『私は特別なのよ〜!』杉本に陽子が食われっぱなしなのはどうかと。 結局今回もそうなっちゃうあたり、 いかにも會川昇シリーズ構成らしいといえばらしいですが。
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第10話『月の影 影の海 第十章』
- 杉本
- 『王にふさわしいのは私よ〜!』
この期に及んでまだまだ電波がぎゅんぎゅん来てる、 そんな杉本の大活躍がマジで楽しみな今日この頃。 延王の庇護を得て偽王を倒し王位につくという陽子の動向の方は 原作を読了済みなら既に予定調和なので、それをどこまで掻き回すことができるのか、 原作クラッシャー會川昇の名にかけて、 血みどろの死闘を演じて欲しいところです。
ところでオリジナルキャラ、野郎の方はどこ行ったんでしょうね。 ひょっとしてマジで死んでるの? それはそれで驚きです。
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第11話『月の影 影の海 第十一章』
いきなり『東の海神西の滄海』のエピソードへ。 尚隆を慕い、適地へと船を漕いでやって来た小松の民(女子供含む)に 容赦なく矢が射かけられていくシーンは 子供が見たら確実にトラウマになる名演出です。NHKバンザイ!
これまでの陽子の心情変化が結構おざなりにされてきただけに、 陽子に王になるのを決意させるのにこのエピソードを持ってきたのは上手いですね。 時代が飛ぶことに対する違和感もほとんど無いですし、 シリーズの再構築が非常に上手くなされています。
ところで、再来週で第一期終了、その次から再放送って本当ですか? NHKのアニメはそのパターンが常套手段とはいえ、 せめて2クールやってから休んで欲しかったなぁ。
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第12話『月の影 影の海 第十二章』
え〜、この程度で終わりですか!?>杉本 陽子を倒す為に他人を刺すところまでイッちゃったんだから、 もっともっと突っ走ってラスボスまで上り詰めてほしかったです、 せっかくのオリジナルキャラだし。 杉本の決着に関してもそうですが、最後の最後で性急になってしまった印象。 そういや、野郎の方はどうなったの? 杉本と一緒に送り返すんじゃないの?
予王のビジュアルって初めて見たんですが、こんなに老けてましたっけ? アレじゃホストに貢ぐおばさんのような・・・(^_^;) いや、ストーリー自体には全然関係ないことなんで、ど〜でも良いんですが。
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第13話『月の影 影の海 終章』
杉本の物語はまだまだ始まったばかり。 やっぱり會川昇、やってくれました! このまま『魔性の子』まで引っ張ると! 今度は高里を喰らって主役面するつもりですよ、この女! もう、ここまで来たら、どこまで突っ走っていっちゃうのか いっそ楽しみですらありますな。
野郎の方は結局放置プレイですか。 だいじょーぶだいじょーぶ、キミにもきっと會川昇が悲惨な末路を用意してくれますよ、 杉本も絶対『恋をして結婚してたくさん子供産んで』なんて 平穏な人生送れそ〜もないし!
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