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アカギ
第1話『闇に舞い降りた天才』

福本伸行完全再現。

あの、ともすればギャグと受け止められかねない絵柄と演出の中で (『ざわ・・・』とか、AAで使われる場合って必ずギャグだもんな(^_^;)) 死と隣り合わせの緊張感を見事に描き出してしまう福本作品の雰囲気を、 まったく損ねることなく完全に再現してしまっただけでも物凄いことであります。 だってアカギが美形に見えちゃうんですよ、あのアゴで! もちろん、あの絵柄なので実際は三白眼のやたらと老け顔なガキに過ぎないんですが、 過去に背負ったものの重みでカッコイイと思わせてしまうのが福本マジック、 そして福本マジックを忠実に再現してみせる今回のアニメ版スタッフ様もまた、 並々ならぬ技量の持ち主であると断言できましょう。

皆が警察に気を取られた一瞬の、見え見えにも程があるイカサマには 作中人物以上に驚かされましたよ。 なるほど、アレをやってのけてしまうアカギってのは 物凄いバカか物凄い天才かのどっちかだと、麻雀を知らなくても一目で分かる。 それくらいに度肝を抜く展開を持ってきた時点で既に掴みはばっちりなのですが、 更にその警察の登場シーンによって、『13歳の若さにして 死を賭けたチキンレースに参加し生き残ったアカギ』という設定を同時に語り、 コイツ一体何者なんだ!? と物語にグイグイ引き込んでいく手法は見事の一言。 あの絵柄さえ受け入れられれば、最後まで高度な心理戦が見られる名作の予感。

ただ、やっぱりある程度は麻雀を知らないとキツイ部分もありますな。 最初の五ピンを切るかどうかで悩んでた所なんかは、 基本ルールのみならず場の捨て牌から流れを読む所まで理解していないと、 なんで悩んでるのかよく分からないし。 その辺は『ヒカルの碁』などに比べても敷居が高そうな感じ。

そうそう、あの見る角度によって形が変わるアゴですが、 実は立体化しても矛盾なく再現できちゃうそうですな。 以前、実際にポリゴンで描いたあのアゴを見て唖然としたことが(^_^;)

Author : つる | Posted on 00:15 at 05/10/08

アカギ
第2話『資質の覚醒』

スゲースゲーアカギスゲー、ほんまもんの天才だ! 麻雀の本質を瞬く間に理解し独自の解釈を加えて解説したと思ったら、 矢木が当たり牌をスルーした心理を読み切って自分も同じ芸当をやってのける。 とても今さっき麻雀を始めたばかりとは思えない、そこにシビレる、憧れるゥ!

しかしやはり麻雀を知らないとかなり厳しいというか、 安岡が解説してくれたりナレーションで説明してくれたりはしていますが、 飛び交う麻雀用語や場の流れを理解するのは、基本的な知識が無いとかなりツライ。 それでも、これだけ息詰まる心理戦を表現してみせているのは流石なんですが。

で、『日テレ雀ニック』って一体何の冗談ですか? どうせ実写パートやるなら、ミラクルジムは無理でも せめて梅沢由香里たんくらいの人材は引っ張ってこいよ! テキトーに女子アナ連れて来て『日テレは本気だ』って言われてもなー。

Author : つる | Posted on 04:13 at 05/10/25

アカギ
第3話『異端の策略』

聞くところによるとこの作品、普通の半分くらいの作画枚数しかないんだそうで。 確かに舞台は狭いアパートの一室だし麻雀打ってるだけだから動きも無いし ある程度視聴者に配牌を見せてやらないと展開がわからないこともあって 止め絵だらけだしで、作画枚数の増やしようもないんですが、 にも関わらずこの圧倒的な面白さは何事か。

この作品の場合、いわゆる『劇メーション』の類いではなく、 動いていないという印象はまったく無いし、 状況によって変化する微妙な表情のうつろいなどはアニメならではの演出。 何より、決める時にはきちんと絵と動きで決めており、ありがちな 『原作読めばイイじゃん』『ラジオドラマでイイじゃん』には決してなっていない。 むしろ原作の独特の緊張感をよくぞここまで・・・と賞賛するばかりであります。 やっぱりアニメってのは美麗な作画や動きが全てではないのだということを、 改めて認識させられますな。福本作品自体、漫画の世界で同じことを証明してますし。

それにつけても、アカギの悪魔っぷりが凄まじすぎます! 矢木が仕掛けてきたイカサマがどういう類の性質のものか瞬時に見抜き、 一度は不可抗力で引っかかってはみるものの、 更にその斜め上を行く奇想天外な引っかけで逆に矢木を陥れる手腕! 借金300万を帳消しにするだけでももう十分なのに、 『せっかくだからもっとむしり取ってやりましょうよ』と南郷をそそのかし、 ヤクザ相手に倍プッシュ仕掛けて絞れるだけ金を搾り取ろうという度胸! これで13歳なんだから、ホントに末恐ろしいですな。萩原聖人の声もハマり過ぎ。

更なる倍プッシュを仕掛けようとするアカギを制止し、 自らもっと大きな賭場の開催を持ちかける安岡もイイ味出してます。 あの年代の刑事(特にヤクザ担当)って、職業柄もあって、 本当にヤクザ紛いのことをやっている人が多かったらしいですね。 年代は違いますが『新宿鮫』シリーズなんかにもそういう話載ってますし。

Author : つる | Posted on 04:14 at 05/10/25

アカギ
第4話『本物の無頼』

メクラの麻雀打ち登場。 って、目が見えないでどうやって麻雀打つんだよ(^_^;) 自分の牌は盲牌で良いとしても、相手の流した牌はわかんないような。 音でなんて言ったら、今度はイカサマできまくりだしなぁ。どーすんだコレ。

さて、真の無頼はどちらかって話になるんですが、 ジジイが最初にロシアンルーレットの種明かしをしてしまっている時点で 既に底は割れたっつ〜か、あらかじめ弾は9発目に出ることと 自分は7発目だから大丈夫だと確信があったことを先に明かしてしまったせいで、 その後のアカギに対する『お前にも同じことをやってもらう』というブラフが 少なくともアカギ本人にとってはブラフになっていないんですね。 もしアカギが最前の自分の言葉を聞いていないと仮定して この行動を取ったのだとしたら、もうそれだけでジジイの負けです。 さすがにこれはアカギを試しただけで、もう少し底の深いところを 見せてくれるんだろうと思いますが。ジジイだし。めくらだし(それは関係ない)

ところで、ヤクザの溜まり場から出てきたアカギの肩を心配そうに抱く南郷の姿に、 南郷×アカギとか言い出し始めた人が約一名。 ・・・いろんな意味でゴメンナサイ・・・_| ̄|○ でも福本先生も『アカギの色っぽさ云々』って自分で言ってますよ、ホントですよ!

Author : つる | Posted on 00:56 at 05/11/05

アカギ
第5話『裏切りの絶一門』

メクラの麻雀打ちは、単に相手に出した牌を読み上げてもらうだけでした。 もっとこう、超常的な技を期待していただけに肩透かしであります。ちぇー。 (いや、それやっちゃうともう福本漫画じゃないから)

で、今回はアカギさんの焦らしテクの前に南郷さんメロメロの巻。 どっちに転んでも地獄という状況にまで追い込まれた後に颯爽と登場、 華麗なイカサマで切り抜けるアカギの姿に、南郷さん、もう周りが見えません。 実はアカギの方が不利な状況に陥っているのに、 『この分ならいける』って、アンタそんなにアカギしか見えてないんか! そんな南郷×アカギに萌えー! (ダメホグワーツにおいて『アカギ』は『萌えアニメ』と認識されています)

Author : つる | Posted on 01:00 at 05/11/05

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