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次世代ワールドホビーフェア '09 winter
レポート・6

テンション下がりつつゲーム系ブースに突入です。 これまでのパターンとしては、まず任天堂様を紹介してから SCE様を紹介してオチにするという感じでしたので、たまにはSCE様の方から。

とにかく、SCE様ブースの変貌っぷりは 『モンスターハンター』の登場が如何にPSPの地位を押し上げたかって話に尽きます。 なにしろコロコロ様にまでわざわざ注釈つけて毎月記事が載ってる訳ですからして、 マクドナルドや電車内で普通に小中学生がPSPをプレイしている光景も 今ではすっかり珍しくない日常となっています。 以前はPSPというとガジェットヲタもしくはゲヲタの持ち物という印象でしたが 『モンハン』の登場によって、一般層にも完全に普及したと言えます。

一方、PS3にはブレイクスルーが狙える作品はいまだ登場せず、 価格の割高感もあり、マニア層以外への浸透は果たせていません。 何度も言っているようにWHFというのは一般層中心のイベントですので、 今回の方向転換は、まぁ、当然の帰結と言えるっちゃ言える(^_^;)

PSPパーク入口 メインでプッシュするのはサルゲッチュ
ムービー上映コーナーも長蛇の列 PS3? そんなんあったっけなSCE様ブース

つーことで、これまで散々『高機能でオサレなPS3』をアピールしては WHFの客層の前に敗れ去ってきたSCE様が、今回は完全にPSPプッシュにシフトし ブース内も盛況。つか普通に子供や家族層でごった返しています。 今までの人避けの結界は一体なんだったんでしょうか。

ブースのレイアウトひとつ取ってみても、以前は黒基調で 場違いな高級感を演出していたりしたんですが、今回はパステルカラーを前面に 『PSPパーク』と銘打って、ポップでフレンドリーな印象になっています。 メインで扱っていたゲームが『サルゲッチュ』というのもポイント高し。 新作『サルゲッチュピポサル戦記』をフィーチャーした ムービーの上映コーナーにも結構な数の子供が並んでいました。

まぁ、肝心の『モンハン』はSCE様ブースどころかカプコンブースにすら まったく展示されていなかったりするんですが、 どうもこれ、『モンハン』がCEROで15歳未満制限喰らっているせいだそうです。 対象年齢層の高いゲームショーやジャンプフェスタに対し、 WHFはあくまでも小学生以下(とその付き添いの大人)向けのイベントなので、 ややスプラッタ入っている『モンハン』は展示できないのだとか。 そういや、入場者へのお土産のDMプロモカードは『小学生以下のみ』とか言われて 今回も貰えませんでした。以前はちゃんと貰えたのにさー、ちぇー。 まぁ、電車の中でフツーに小学生がプレイしていたりするのを見るに 何を今更っつーか、単なる詭弁だろそれと思わずにはいられないのですが、

PSPに力を入れている一方、PS3の方は完全に食われた格好になり、 プレイアブルコーナーもロクに無いような惨状に。まぁ、無理も無いか。 唯一展示されていたPS3ソフトが『リトル・ビッグ・プラネッツ』。 これ、キャラクターは確かに可愛いんですが、ゲーム性の方は アクション自体よりも箱庭的にステージをエディットしたりする方が楽しい、 いわゆるインクレディブル・マシーンの類いなので、 ファミリー層向けには自由すぎて少し敷居が高いかなーという気もします。 そもそもPS3自体が敷居高いだろってのは言わないお約束として。 PSPプッシュにシフトしたのはWHFの場合大正解ですよね、いろんな意味で。

さて、『モンハン』という救世主のおかげで活路を見出したSCE様はこの辺にして なんかもう違う地平に行っちゃってる任天堂様ブースでも。

なんだかとっても別世界な任天堂様ブース どこのマンションのモデルルームですかコレ
マリオさんマジ看板役者 発売中ソフトしか展示されていない任天堂様ブース

なんぞこれ。

人の波をサーフィンして歩くのがデフォのWHFにおいて、この贅沢な空間は 任天堂様にしか作れっこないっつーか、どこのモデルハウスですかコレ。 なんかDSiでマリオと一緒に写真を撮って、その場でDSi使って加工してから プリントアウトしてプレゼントとかやってるんですよ。 ブースのお姉さんがソファーに座って、一緒にDSi覗き込んで加工してくれると。 最早ゲームの紹介すらしてません!

うちの姉も子供用にDSi買ったんですが、子供達は凄いカメラ好きなんだそうです。 とにかく何でも撮りまくって、いじりまわって遊ぶんだとか。 オレなんかは旧世代のゲヲタなんでDSiのカメラは全然使ってないんですが、 子供にとってはカメラそのものがキラーコンテンツなんですね。 それを完全に理解した上でこういうブース構成にした任天堂様、まさに恐るべし。

普段はあんまり出てこないマリオの着ぐるみを、 ここぞというポイントで使ってきたというのも上手いよなーと思います。 他のブースでは着ぐるみが毎回会場内巡回するなんてのもよくあることなので べたべた触られて薄汚れてたりするんですね、ピカチュウとか特に(^_^;) でも、マリオの着ぐるみはステージ以外ではほとんど出てきていなかったという。 だからこそ『マリオと写真を撮る』というのがステータスになり得ると。 任天堂様もさすがにそこまで計算に入れていた訳ではないとは思うんですが、 やはりキャラの使い方において任天堂様の右に出るメーカーはないですなぁ。

任天堂様の何が凄いって、今回、発売前のソフトって一切展示してないんですよ。 本来だったら、こういう来場者の多いイベントでは発売前のソフトを展示して より多くの客にアピールしようと思うところじゃないですか。 放っておいても売れる『マリオ&ルイージRPG』ならともかく 『アナザーコード:R』なんてロクに認知されてなかったんですし。 にも関わらず、あれだけのスペースをDSiの写真コーナーに割いて、 ソフトの展示も『どうぶつの森』や『Wiiで遊ぶマリオテニス』といった 発売済のものだけに絞るという思い切り、 これは他のメーカーには絶対真似のできないポイントだと思うのです。 ただ、特に『アナザーコード』に関しては、その割り切りが正解だったかどうかは チと微妙なところだったかと思わないでもないです(^_^;)

Author : つる | Posted on 03:03 at 09/03/02

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