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罰ゲェム発動、海馬大先生のエピソードを劇場版に勝手に追加!

これまでのあらすじ

時は近未来、世界は核の炎に包まれた!(いきなりそれか
荒廃した世界にただ一人残されたパラドックスさん(仮名)は、世界崩壊の理由を何故かデュエル・モンスターズカードにあると断定、『デュエル・モンスターズカードさえ無くしてしまえば世界は平和になる! その為にはこの私が立ち上がらねば、カードで!』と矛盾と連合弛緩に満ち満ちた超理論を展開したかと思うと、さっそく歴史を変えるべくタイムマシンの開発に勤しみはじめたのだった・・・。
なんかもう、あらゆる意味で間違っているが、これが劇場版のプレストーリーなんだから仕方が無い。頑張れパラドックスさん負けるなパラドックスさん、世界の未来は君の双肩にかかっている!(えー

♪ちゃちゃちゃちゃっちゃらちゃっちゃっちゃっちゃーん、ちゃーちゃーちゃーん♪

『劇場版遊戯王 未来からの刺客! 奪われた青眼の白竜』

海馬コーポレーション社長室。海馬大先生の朝は今日も早い。まぁ、やってることはっつーとブルーアイズを強化する為のサポートカード作りだのデッキ構築だのだったりするのだが、海馬コーポレーションの株価は大先生のデュエル結果で上下するので(本当)これで良いのである。そこに鳴り響く電話のベル。電話の主は勿論パラドックスさんである。なにしろ劇場版の尺は大変短いので、回りくどい展開は一切無い。早速、大先生に自らとのデュエルを要求するパラドックスさん。

  • 『ふざけるな。何故オレがどこの馬の骨とも分からんキサマなぞと
    わざわざデュエルせねばならんのだ!』
  • 『フッ、そう来ると思っていたよ。だが、これでも同じことが言えるかな?』
  • 『兄サマ!』

またそれか。

確かモクバはあんなんでも海馬コーポレーション取締役副社長で、そのサラワレ体質もあってかSPも結構な数ついていた筈なのだが、それでもやっぱり毎回毎回攫われてしまうのが『サラワレ』の『サラワレ』たる所以。むしろ、シリーズごとに攫われなければ視聴者と大先生(え?)が許さない。つか、結局脅迫するなら最初からモクバを出せよと思わないでもないが、パラドックスさんは遊星にライディングデュエルを仕掛けた時も律儀にパッシングしてから現れたりして、意外と礼儀正しいのである。かくしてモクバを取り戻すべく、大先生はパラドックスさんとのデュエルに挑む。

  • 『フン、このオレが歩む未来へのロードに、
    キサマごときが土足で踏み込むことなど決して許されはせん!
    1ターンでケリをつけてくれる!』

通常召喚した《正義の味方カイバーマン》を生贄に《青眼の白竜》を手札から特殊召喚、《龍の鏡》から《青眼の究極竜》へ、更に伏せカードを1枚セットと流れるように積み込みテクを繋いでいく大先生。しかし初手でブルーアイズが3枚揃っていない時点で大先生的には盛大に負けフラグ、つか《青眼の究極竜》を出したデュエルで大先生が勝利した試しは一度も無かったりするのだが、なにしろ劇場版なので大先生デッキ最強のモンスターはとりあえず出しておかないと話にならない。数分後の自らの運命も知らず、ご機嫌に攻撃宣言を行う大先生。

  • 『史上最強にして華麗なる殺戮兵器の前に消え去るがいい!
    アルティメット・バーーーーーースト!』
  • 『この時を待っていたよ、海馬瀬人。おまえのブルーアイズはいただいていく』
  • 『何ィ!?』

パラドックスさんのマジックハンド(違う)に囚われ、引き寄せられていく《青眼の究極竜》。他人のモンスターをマウントするのはルール違反なんだぞー!(それは作品違う) まぁ、ぶっちゃけ相手のモンスターのコントロールを奪うのは遊戯王世界では日常茶飯事、どっちかっつーとリアル遊戯王世界ではブルーアイズは出した瞬間コントロール奪われる方がデフォなんじゃないかって気もするのだが、パラドックスさんの場合コントロールどころかカード自体を奪おうってんだからタチが悪い。そもそも大先生自身、他人を自殺にまで追い込んでブルーアイズを奪い取っているので、あんまり他人のことは言えないが。

困った時の速攻魔法《融合解除》で(どこまで積み込んでるんだ、大先生・・・)で《青眼の究極竜》を奪われるところまでは免れた大先生。だがしかし、融合素材として使われていた《青眼の白竜》はパラドックスさんの手に落ちてしまう。白い抜け殻となったカードを手に愕然とする大先生。《青眼の白竜》を奪われてしまうくらいなら、いっそ《青眼の究極竜》を見捨てておけば良かった! 大先生的ヒエラルキーにおいては《青眼の白竜》こそが至高であり、《青眼の究極竜》も《オベリスクの巨神兵》も、それに比べれば雑魚中の雑魚。割とどーでもいい存在なのである。

  • 『兄サマ、逃げてー!』

モクバの悲鳴で正気に返った大先生の眼に映ったものは、拘束具を身にまとい変わり果てた姿となった《Sin 青眼の白竜》と、滅びのバーストストリームのまばゆい光。思えばモンスターをカード効果ではなく変なマジックハンドで奪われちゃった時点で、もう既にこれはデュエルではないのだった。まだ相手のターンだろーがなんだろーが殺ったもん勝ち! 攻撃力が足りないから大先生倒せないんじゃねーのかとか気にしなーい! これが裏遊戯なら一度デュエルでなくなったとしても口車で元の土俵に戻してしまえたのだろうが、モクバを人質に取られた上に《青眼の白竜》まで奪われてしまった大先生に、そんな心の余裕は、最早無かった。

  • 『兄サマァァァーーーーーーー!』

かくして、デュエル・モンスターズの一翼を担う海馬コーポレーションは、パラドックスさんの活躍により歴史からきれいさっぱり抹消された。行け行けパラドックスさん、世界の未来は(ry

劇場版につづく

Posted on 23:24 at 2010/01/30
Author: つる | Category: Animation
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